アシナガバチの巣が低い位置にあると台風が来る?農家の知恵〜観天望気〜

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稲沢バナナ園の石田です。

先日うちの母が庭の草むしりをしているときに、アシナガバチに刺されました。。
アシナガバチは通常は軒下などの高い位置に巣を作ることが多いんですが、ときどきこういうところに巣を作ります。

アシナガバチの巣が低い位置にあると台風が来る?

アシナガバチの巣が低い位置にあると台風が来る?

そして一言ぼそり。

【今年は大きい台風が来るかもしれんね〜】

そうです。

ハチが低い位置に巣を作る年は、大きな台風が来ることが多いと言われています。

こういうのを、観天望気といいまして、農家はこうやって生き物の生態や行動、雲の様子などから長期的な天気を予想することが結構あります。

観天望気(かんてんぼうき)は、自然現象や生物の行動の様子などから天気を予想すること。またその元となる条件と結論を述べた、天気のことわざのような伝承。古来より漁師、船員などが経験的に体得し使ってきた。英語の Weather lore は、気象伝承を意味する。また、天気占いとも呼ばれる。もちろん、公式な天気予報に代替できるものではないが、湿度や雲の構成などから、正確性が証明できるものも多い。海や山での天候の急激な変化や、局地的な気象現象をつかむための補完手段として知っておいたほうが良いものもある。
統計的に気象庁発表の天気予報の的中率は80%程度といわれる(数値予報用のスーパーコンピュータでもこの程度が限界である)。残る20%は観天望気から予知できる場合が多い。船舶免許の試験で「現代においては天気予報が発達しているため、出航にあたり観天望気の必要はない」ことの正否を問われる問題が出されることがあるが、正解は「誤り」である。さほど海上においては現在でも重要視されている。
〜Wikipediaより〜

高度に天気予報が発達して、その役割は薄くなってきているかもしれませんが、こういう【知恵】というものは本当に侮れません。

皆さんもよくご存知のところでいえば、

  • ツバメが低く飛んでいたら雨
  • 夕焼けの次の日は晴れ
  • 猫が顔を洗うと雨
  • とかいう感じですね。

    他にもカマキリの卵が高い位置にあったら大雪なんていうのもあります。
    (うちの地方ではあまりない気がします。豪雪地帯の知恵なんですかね。)

    生き物は人間とは違い、敏感に気象を感じて、備えるようです。

    しかし、これはすべて相対的なものです。

    普段アシナガバチがどんなところに巣を作っていて、カマキリの卵がどこにあるのか知らなければ、まったく参考になりません。
    地域差もあると思います。

    そういう自分たちの住む環境に少しだけ興味を持って見ていると案外役にたったりするかもしれませんね。

    百姓という言葉の語源

    お百姓様、なんて昔から農家のことをいったりしますよね。

    百姓の語源は諸説いろいろありますが、私自身この考え方がいいな〜と思っていますものがあります。

    それは百姓の能力。

    百姓は、天候を見て、作物の様子を見て、土の様子を見て、空気を見て。
    とにかく沢山の才能がいる。そのたくさんの能力を有している。
    それは百の姓を持つことと同等である。だからお百姓様。

    現代農業でもたくさんの能力を必要とされる農業。でもあまり報われていない農業。
    報われていないのは昔からかな(笑)

    とはいえ、人間にとって必須であり大切な役割を担っていて、自然を相手にしているからこそ、こうやってたくさんの能力を自然に身に着けていくのだと思います。

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