胆汁酸ダイエットで宿便を完全排出!脂肪の代謝を劇的に上げて痩せる!

胆汁酸と宿便 ダイエット

脂肪の代謝が悪いと頑張って痩せない

健康的にダイエットをする上でとても大切なのが脂肪の代謝を正常にすることです。ダイエットとはつまり、脂肪を燃焼させることなので重要なのは分かりますね。

しかし、多くの人はこの脂肪の代謝の第一ステップでつまずいていることが本当に多いです。
その第一ステップが胆汁酸です。

さらにこの胆汁酸は実はみんなの敵、宿便とも大きな関係があるのです。そもそも宿便はないんだ!という人もいますが、胆汁のことを理解すると宿便が何か?ということが分かり、宿便を出す事の大切さ、そしてどうやって宿便を出せるのかも分かります。

ドバっと宿便を出したい!という方は最後まで読んでくださいね!💩

再燃?昔に流行ったこともある胆汁酸ダイエット

実は昔に一度、この胆汁酸に注目したダイエット方法が流行った事があります。それが杜仲茶ダイエットで、杜仲茶はこの胆汁酸と非常に深い関係があるのです。

そしてその胆汁酸ダイエットが最近少し注目されるようになってきました。もちろん本質の部分はまり伝わっていませんので今日はこの胆汁酸ダイエットについて深堀りしていきます。体の代謝において非常に重要であり、健康的に痩せるために大切な情報が満載なのでぜひ理解して活用してみてください!

そもそも胆汁酸って何?

胆汁酸は消化液の成分の一つで、肝臓で作られ、胆嚢(たんのう)にストックされる胆汁に含まれる成分です。位置関係は↓の図を見てください。

胆のうの位置

胆汁酸は油の消化に必須の成分

消化はまず唾液と胃で始まるのは分かりますね。唾液では主にでんぷん質を、胃ではタンパク質を分解する消化酵素がたくさん出てきます。

残る大きな栄養成分が脂質(油)ですが、胆汁はこの脂質の分解に大きく関わってきます。

水と油は混ざらない、これは誰でもしっている化学的性質だと思います。しかし消化をする上ではこれがとても大きな障害になります。消化酵素を含めて人間の体は水に溶かすことを前提としているからです。ここで大活躍するのが胆汁です。

胆汁は、食べ物が胃から小腸へ向かう途中にある十二指腸に分泌されます。この時点での消化物は水に溶けるものと油が分離してしまっています。
食べ物が通るタイミングで分泌された胆汁は、油脂を水と混ぜ合わせ(=乳化)し、油脂の消化・吸収を促します。

それはまるで洗剤のような働きで、脂質を水に溶けるようにすることで消化酵素が働きやすくするのです。この役割を担っているのが胆汁酸です。

こうして働きを終えた胆汁は、小腸で再吸収されることが分かっています。
しかもその再吸収はなんと90%以上

そうです、ほとんどの胆汁酸は再利用されるんですね。

なぜそのようなシステムになっているかというと、
胆汁はコレストロールをもとに生成されていて、そのコレストロールが体内で重要な役割を果たしているので、節約する必要があるのです。

コレステロールというと悪いものというイメージがあるかと思いますが、
胆汁酸だけでなく、細胞膜やホルモンなどの材料でもあり、体内の重要な構成成分なのです。
そのため、健康診断でも上限値とともに下限値が設けられています。
(健康診断でコレステロールの基準値は撤廃されました)

その有用な再利用システムである、胆汁酸の再吸収ですが、
食が豊富な現代において、コレストロールが不足することはほとんどありません。
逆に、再吸収が繰り返されると、乳化能力(油を水に溶かす力)が悪くなるという弊害も生じます。

働きが悪くなった2次胆汁酸の害

特に再利用されて働きが悪くなった胆汁酸を2次胆汁酸といい、この2次胆汁酸はガンの原因になったりすることが知られてきました。

そこでこの胆汁酸をしっかりとフレッシュな働きの良いものに入れ替えてしまおう!というのが胆汁酸ダイエットです。この胆汁酸を入れ替えることによって、油に溶ける性質のあるビタミンA,D,E,Kの吸収率も良くなり代謝がよくなることや、ミトコンドリアの活性化にもつながることが知られています。

ミトコンドリアは細胞の中ですべての活動エネルギーを生み出すATPというものを生み出す細胞内小器官ですが、ミトコンドリアがしっかり働かないと脂肪の分解なども進みません。

だからこそ胆汁酸の入れ替えをすると代謝が良くなって自然と痩せるのです!

●胆汁酸が入れ替わることのメリット●
(1)脂肪の分解の効率UP
(2)ビタミンA,D,E,Kなどの脂溶性ビタミンの吸収率UP
(3)ミトコンドリアの活性化

胆汁酸の入れ替えに重要なのが水溶性食物繊維

再び効率よく脂質を乳化するには、古くなった胆汁を新しいものと入れする必要が出てきます。
その入れ替えに、水溶性食物繊維が良いとされています。
水溶性食物繊維が古い胆汁酸をからめとって、便と一緒に体の外に排出されるのです。

この水溶性食物繊維の有名どころが

杜仲茶・・・アスペルロシド
大麦・・・・βグルカン
海藻・・・・フコイダン
舞茸・・・・MXフラクション
などになります。

本当に一気に入れ替えるにはファスティング(断食)が最適

この古くなった胆汁酸は便で排出されますが、通常よりも入れ替わるとはいえやはり効率が悪いです。実はこの胆汁酸を一気に入れ替える方法があってそれが断食になります。
【酵素ジュースなしで出来る】3日ファスティングの基本的なやり方
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断食で出る宿便の正体が古い胆汁

ファスティング(断食)をしたことがある人で経験があるかもしれません。

私も初めてファスティング(断食)したときに経験しましたが、ある日突然、墨汁のような便が突然出ました!!!相当衝撃を受けたことを覚えてして、これが宿便か!と嬉しくなったことを覚えていますが、実はこの宿便の正体が古くなった胆汁になります。

宿便がお寺の断食で良く出る理由

実はこの宿便が出やすい方法というのがあって、それが古来から行われているお寺などで行われている断食方法です。特に復食(回復食)のときによく出ます。これには理由があります。

お寺の断食は回復食のときに利用されるのが梅です。梅流しと言われるもので、梅湯を飲むのですがこの梅を飲んだときに宿便が出やすいのです。

実は胆汁は油の分解のときに分泌されますが、もうひとつたくさん出る条件があってそれが酸味の強いものなのです!つまり梅などのクエン酸を多く含む酸っぱいものを食べることによって胆汁の分泌が促進されます。

梅湯はよく大根と合わせて食べられますが、梅によって分泌が促進された古い胆汁酸がこの大根などの食物繊維で絡みとられて排出ができる訳ですね!

とはいえスッキリ大根って以外に面倒なので、私は簡易版スッキリ大根をつかって宿便だしをします。こちらに関しては動画を参考にしてください。

普段から胆汁酸を少しずつ入れ替えるのは重要です

ということで最も効率よく胆汁酸を入れ替えられるのは断食ということになりますが、しかし普段から少しずつでも入れ替えておくことはやはり重要です。

そんな中で今注目されているのが実は押し麦や大麦、オーツ麦(オートミール)などに含まれるβグルカンです。

押し麦や大麦はお米に混ぜて炊けるものがたくさんありますし、オートミールもブームですね!

麦やオートミールは量がたくさん摂りやすいので実は杜仲茶などよりもおすすめです。

胆汁酸以外でもメリットはたくさんありますので、水溶性食物繊維の多い穀物はぜひ生活に取り入れてみてください!

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